レジリエンスエンジニアリング応用への指針

レジリエントな組織になるために

Christopher P.Nemeth、Erik Hollnage編
北村 正晴監訳
A5判240頁
定価 4104円(税込)
ISBN978-4-8171-9632-3
買物カゴへ

【主要内容】
 本書は、レジリエンスエンジニアリングを現場で実践した事例を数多く紹介することで、その取組みの指針を示しています。具体的には、自然災害対応、ガス供給インフラ、医療、情報システム、建設、鉄道、9.11テロからの復旧などにおいて、どのようにレジリエンスエンジニアリングの考え方を応用・実践したかを解説しており、これらの事例からレジリエンスエンジニアリングを産業の現場にどのように取り込むか、その示唆が得られる内容となっています。

レジリエンスエンジニアリングとは:
 失敗や故障に着目し、その原因を取り除くことで安全性の向上を目指す従来の方法論とは異なり、システムがさまざまな外乱や不確実さの影響を受けていながらも、それらを乗り切って動作を継続している理由を探求することを通じて安全性を高める方法論。
【主要目次】
第1章 困難化しつつある目的に到達するための創発的手段─安全と持続可能なための社会的レジリエンス
第2章 大規模技術システム(LTS)の安全オペレーションのための記述と対処法─最初の省察
第3章 根本的および状況的サプライズ─レジリエンスの意味にかかわる事例研究
第4章 説明責任を果たせる原子力安全を実現するためのレジリエンスエンジニアリング
第5章 安全パフォーマンス測定システム─レジリエンスエンジニアリングからの理解
第6章 適応的パフォーマンスから学習するめのフレームワーク
第7章 レジリエンスはマネジメントされなくてはならない─レジリエンスアプローチを含む安全マネジメントプロセスの提案
第8章 レジリエントな社会技術システムの設計が抱える課題の事例研究
第9章 レジリエンスエンジニアリング理論とチームパフォーマンスの理論的解釈の整合化に関する考察
第10章 脆弱性を認識したレジリエンスの設計
第11章 レジリエントパフォーマンスのセンサー駆動型発見、グラウンド・ゼロでの瓦礫撤去事例
第12章 レジリエントな組織になるために