『サンデー毎日』2024年9月15日号は「766進学校アンケート『オススメ大学』」を特集しました。
このランキングの「面倒見が良い大学」において、調査開始以来20年連続で1位となった金沢工業大学は、「入学後、生徒を伸ばしてくれる大学」2位、「就職に力を入れている大学」2位など、各ランキングで高評価を得ています。
その金沢工業大学では「社会の中で活動する技術者の役割などを学ぶための教育」が、長年実践されており、授業科目名は「技術者入門」「技術者と社会」と変わり、現在では「技術者と持続可能社会」となっています。
同大学ではこの科目を必修科目として全学部・全学科を対象に開講しており、その教科書となるのが、本書です。
本書では、地球や社会の中でおかれた環境を踏まえ、技術者が仕事をするうえで素養として修得しておくべき事項として、各章に次の7つのテーマをあげ、コンパクトにまとめています。
エンジニア、エンジニア志望者、必携の書です。
序章 オリエンテーション
第1章 Market、Customer(市場、顧客)
第2章 Company、Engineer(会社、技術者)
第3章 Quality(品質)
第4章 Cost(原価)
第5章 Delivery(デリバリー)
第6章 Safety(安全)
第7章 Innovation(イノベーション)