【主要内容】 本書は、信頼性手法を学ぶ最初の1冊として、信頼性の基礎知識、信頼性手法で活用度が高い「FMEA(故障モードと影響解析)」、「FTA(故障の木解析)」、 「信頼度予測法」、「デザインレビュー」、「信頼性試験と信頼性データ解析」、「累積ハザード法」、および「故障解析」の手法(信頼性の七つ道具)を、具体的事例をあげながら実務に活用できるように、やさしく解説している。また、著者たちが長年企業で製品の故障や不良問題に悪戦苦闘しながら、信頼性向上に成果をあげたノウハウが明示されており、設計技術者、信頼性技術者はもとより、品質管理技術者すべての人々の必携のテキストとしてお勧めする。
【主要目次】 第1部 信頼性の概要 第1章 信頼性活動の役割-信頼性のあり方と特性を考える- 第2章 組織活動としての信頼性活動-信頼性活動を開発システムに定 着させる- 第3章 信頼性活動の具体化事例-信頼性手法を定着させるヒントとして 第2部 信頼性の手法 第4章 FMEA-重大な不具合を発見し未然に防ぐ- 第5章 FTA-指定した不具合の要因を見つけ未然に防ぐ- 第6章 信頼度予測-故障率を予測し設計を見直す- 第7章 デザインレビュー-設計を見直し完成度を高める- 第8章 信頼性試験と信頼性データ解析-現物とデータで信頼性の実現 度を確認する。 第9章 累積ハザード法-故障の分布を調べて信頼性を数値で求める- 第10章 故障解析-根本の故障解析(故障メカニズム)を探る