【主要内容】 21世紀は、意思決定論が重要な課題を解くキーワードとなります。このような時、 新しい意思決定手法として登場してきたのが、米国のT.L.サーティ教授が開発 したAHPです。AHPの新しさは、人間なら誰もが持っている経験と勘という感覚 情報を意思決定プロセスにおける重要な要素にしている点です。従来の意思決 定手法ではモデル化できなかったり、数量化することが難しかったりしたテーマも、AHPを使うことにより、扱えるようになりました。 そこで本書は、AHPとその発展モデルであるANPまでの内容をわかりやすく解説 した、AHPを学びたい方々にとって実用的で理解しやすい本です。
【主要目次】 第1章 意思決定とAHP 第2章 AHPとは 第3章 AHPにおける計算例 第4章 AHPの使い方 第5章 代替案の選好順序に関する検討 第6章 絶対評価法 第7章 内部従属法 第8章 外部従属法 第9章 ANP