【主要内容】 PMBOKに代表されるプロジェクトマネジメント体系は、数多くのケースから共通的な一般解を導きだしたもので価値が高いが、これだけでシステム開発のプロジェクトが成功することはない。成功の鍵は、システム化対象物とプロジェクトのそれぞれの構造を掴み、これをねじれのないマネジメントで実施できるか否かにかかっている。本書は、日本を代表する現役の一流のプロジェクトマネジャで、かつスーパーSEの著者たちが、コンピューターシステム開発の構造そのものの本質を、開発現場で直面して問題を解決した経験則を交えながらわかりやすく解き明かす注目の書である。 プロジェクトマネジメントの本質がわかれば、自分で考えることができ、応用が利くので、「考えるSE」、「考えるプロジェクトマネジャ」が育ち、それによってプロジェクトが成功し、すぐれたシステム開発ができる。
【主要目次】 序章 プロジェクトマネジメントは面白い 第2章 プロジェクトマネジメントの実際 第3章 プロジェクトマネジメントの対象物と構造のリスク 第4章 計画の展開 第5章 測定と評価の進め方 第6章 PMBOKと日本のITプロジェクトマネジメント 現実のプロジェクトで使うために-現象と対策のインデックス-