【主要内容】 製造業を取り巻く環境は変化し、グローバル競争はますます激化する。真の実力が問われ、格差が出てくるのは、まさにこれからである。日本の製造業がグローバル競争に勝ち抜くには、「独自の技術と改善力」により、世界に勝てる製品の創出と、これを継続的に生み出し、さらにレベルアップする「マネジメント力」の育成・強化が必要である。本書は、トヨタ&アイシングループが最強のコア・コンピタンス(「独自の技術と改善力」+「マネジメント力」)創りをするために、企業文化としている経営上の信念、価値観、行動原則ならびに、継続的に実践している事例をズバリ図解する。
【主要目次】 第1章 日本の製造業が勝ち抜くには 第2章 トヨタ&アイシングループにおけるTQM活動 デミング賞への挑戦で体質改善/TQM活動はトヨタグループの強さの源 /トヨタグループのTQM連携活動/トヨタグループのTQM活動はトヨタウ ェイそのもの 第3章 方針管理の徹底によるコア・コンピタンスの強化・育成 第4章 コア・コンピタンスを生かした新製品開発が企業を成長させる 第5章 企業組織全体による改善活動の継続的実践 第6章 改善力の強化のベースは人材育成