【主要内容】 事業継続マネジメントとは、災害や情報システム障害、テロ、感染症などの事業が停止するリスクに対する最適な対策を行うための経営管理手法です。企業の取引がグローバル化・サプライチェーン化した昨今、事業継続計画(BCP)を策定し、いざという時には、それに従って行動できることが求められるようになっています。本書は事業継続マネジメントの構築と運用を手助けする実践書です。 著者たちのコンサルティング実績に基づく次の3つの特長があり、すぐに活用できます。 本書の3つの特長 1.構築・運用方法を手順化 2.手順ごとにそのポイントを提示 3.実践的なBCM文書モデルを掲載
【主要目次】 序章 BCM総論 今、なぜBCMなのか/BCMとは何か/BCM文書の体系/BCM構築とBCP 策定のステップ/BCMの動向/BCM構築における経営者の役割 第1章 プロジェクトの立ち上げ BCM構築に必要な情報の収集/BCM構築の基本方針の決定と経営者 の表明/プロジェクトチームの編成/プロジェクト計画書の策定 第2章 事業影響度分析とBCM戦略の決定 事業影響度分析(BIA)の進め方/BCM戦略の決定 第3章 BCMの導入と運用開始 BCM文書の策定/BCPのテスト・訓練と周知徹底 第4章 BCMのモニタリングと見直し モニタリング(監視活動)の実施/BCMの見直し 第5章 BCMフレームワークのモデル-BCM運用管理手順書- BCMの概要/BCMの運用管理 第6章 事業継続計画(BCP)のモデル-共通BCP- 基本方針/本BCPの対象リスク/BCPの概要/初動対応/BCP発動/ 初期対応/暫定対応・復旧対応/BCP発動の解除/事後処理 付録 BCM用語集