【主要内容】 資源の枯渇、環境の悪化、地球温暖化などの問題に直面し、人類は今産業革命以来の転換点に立っている。製造業などでも環境・リサイクルに適した商品づくりは常識となりつつある。では、この転換期に、われわれが目指すべき社会の姿とは何か? その姿をいち早く追求したのが、山梨大学大学院の鈴木嘉彦教授である。本書は鈴木教授が18年間の研究の結果、たどり着いた目指すべき未来社会、「持続可能社会」を知るための知識を誰でもわかる言葉で表した入門書である。
【主要目次】 第1章 なぜ持続可能社会をつくらなければならないか 第2章 市場経済と持続可能社会 第3章 持続可能社会構築へのパラダイムシフト 第4章 パラダイムシフトを実現するために 第5章 持続可能に向かう社会 第6章 持続可能性と地域社会