二項確率紙は元来、作図によって二項分布をする変量についての検定や推定を行うように考案されたもので、主として不良率などの係数値に関する検定や推定に利用される。管理図などを利用して工程の解析を行っていく場合にも、二項確率紙はなくてはならない存在である。