【主要内容】 本書は、1級の受験者を対象にした「1級受験対策問題集」である。1級の人に求められる能力は、「社内で発生する様々な問題に対して、品質管理の側面からどのようにすれば解決や改善できるかを把握しており、それらを自分もしくは自分が主導していくことが期待されるレベルである。また、自分自身で解決できないようなかなり専門的な問題については、少なくともどのような手法を使えばよいのかという解決に向けた筋道を立てることができる力を有しているようなレベルである。たとえば、品質管理関連の部署のスタッフやその他の技術部門の中でも高い品質管理能力が望まれるスタッフ」とされている。受験前に自分の力を本問題集で試してもらうとともに、解説を拾い読みすることにより即戦力が養成できる。
【主要目次】 第1章 品質管理の実践編 問題1~24 方針管理の進め方/部門別管理、機能別管理とは/源流主義、設計の品質(品質機能展開など)/製造の品質/市場段階の品質/購買管理と検査/信頼性とは(概念(三大要素を含む)、意義、役割を含む)/シックスシグマ、TPM、プロジェクトマネジメント、リスクマネジメントなど品質管理周辺の活動 第2章 品質管理の手法編 問題25~48 推定・検定の適用〔不適合率の推定(二項分布:計数値)、ポアソン分布を含む〕/回帰分析の活用(重回帰分析を含む)/管理図全般の活用/抜取検査方式の活用(設計と実施)/実験計画法の活用(直交表実験、分散分析など)/品質工学とは(パラメータ設計を中心として概論と効用)/信頼性工学とは(寿命分析と故障率、FMEA、FTA、バスタブ曲線など)/新QC七つ道具とは(活用方法を含む) 第3章 論述問題編 問題49・50 品質管理の実践に関する論述問題/品質管理の手法に関する論述問題
※品質管理検定(R)およびQC検定(R)は、一般財団法人日本規格協会の登録商標です。