【主要内容】 人間工学は、組織設計、職務設計、一連続作業時間と休憩配分、勤務体制、ストレス対策、健康増進プログラムの設計など、幅広い分野を対象としています。 そして、働く人々のもつ心身の特性に適合するように、労働の場、労働条件、および使用設備・使用機器などを改善し、さらには設計・製作をも目的とするのが、産業保健人間工学です。 本書は、この人間工学について、産業医、生産技術者、生産管理エキスパート、人間工学の専門家らが、生産性の向上と労働の人間化との共存を目指して取り組んだ成功事例をまとめたものです。 職場改善のノウハウを余すことなく公開する、日本初の待望の書です。 本書の特長 ・100近い事例の改善前・改善後を写真や図解により公開!改善の極意がつかめる! ・豊富なチェックリストを公開!職場ですぐに使える! ・改善の目的と改善のための手法が一目でわかる!入門書としても最適!
【主要目次】 第1章 産業保健人間工学とは 人間工学、工場管理学、産業保険の誕生/産業保健人間工学と職務再 設計 他 第2章 改善の考え方とその手法 産業保健人間工学と改善/改善の4原則/作業姿勢の改善に必要な技 法 他 第3章 エルゴマアプローチ エルゴマアプローチ演習/エルゴマアプローチを用いた改善事例 他 第4章 人間工学の関連技法 環境測定/要因事故事例や不安全行為の事例収集/職場改善チェック リスト 他 第5章 写真が語る職場の改善 作業姿勢改善の事例/手工具・治具の改善/特別な配慮を必要とする 作業者 他