【主要内容】 本書は、「組織としてソフトウェアの品質保証をどのように確保すれば良いのか」という課題に“初めて”品質保証を担当する方々にもわかるように、基礎的な知識からていねいに解説しています。今後、ますます激化するグローバルな競争の中で生き残るために「何を」、「どうすべきか」についても解説します。さらに、品質を確保するために役立つ、ツール、手法、指標、メトリックスなどについて例をあげながら紹介します。 本書は、エンタープライズ系、組込み系、リアルタイム系という枠にとらわれずに、高品質なソフトウェアを開発するためのエッセンスが凝縮されています。時代を経ても陳腐化しない品質保証の考え方とノウハウが本書に示されています。 本書の三大特長 ・ソフトウェアの品質を保証するマネジメントの仕組みと仕掛けを解説 ・ソフトウェア開発の現場で長年活用され、生き残ってきた仕掛けと技術を解説 ・ソフトウェアにおける品質保証とは何かを初心者にもわかりやすいように体系的に解説
【主要目次】 第1章 ソフトウェア品質保証の考え方 ソフトウェアの品質/ソフトウェア品質保証の問題点/ソフトウェア品質保 証の組織と体系 第2章 ソフトウェア開発と品質保証の方法 開発基盤の整備/高品質の要点/デザインレビューとドキュメント検査/ テストと品質管理 第3章 フィールド保証 フィールド保証活動/稼動品質管理と尺度/再発防止策 第4章 品質検証・評価の主要技術 レビュー技術/テスト技術/品質評価技術/品質評価メトリクス/各種 品質管理技法の活用 第5章 人材育成 教育の重要性/品質管理教育の教育方針/グローバル化時代の教育 のあり方について 第6章 いま求められている品質保証 流通ソフトウェア製品の品質保証/グローバルスタンダードへの対応 付録1 品質指標一覧 付録2 不良分類