【主要内容】 企業情報システムの開発、設計、運用はアウトソーシングすることが一般的である。また、情報システムの分析は、より上流の業務設計を含むようになってきている。本書ではアウトソーシングする要件を明らかにする段階を「分析フェーズ」、情報分析で定めた要求事項を実現するための内外の体制、役割分担、業務内容の決定段階を「調達フェーズ」と定義し、それぞれを解説。まず、企業情報システムの現状を理解した後、業務設計を含む情報システム分析の方法論を学び、その成果を用いたシステム調達の方法を学習する。情報システムの分析と調達を深く学ぶ大学生や大学院生、企業で情報システムの分析と調達に関連した仕事を担当している実務者などに最適なテキストである。
【主要目次】 第1章 情報システムの分析と調達の諸問題 第2章 部分最適から全体最適へ 第3章 システム開発と情報システムの分析・調達 第4章 情報システムの分析(全体最適を図る) 第5章 情報システムの調達 第6章 要件定義のプロジェクトマネジメント 第7章 IT投資マネジメント 第8章 SOAへの発展