【主要内容】 本書は、企業の技術者や製造に携わっている人、経済・商学系から工学系までのデータの分析を必要とする分野を学ぶ学生が、フリーソフトウェアRを使いながら 問題解決に役立つデータ分析の基本的な手法を身につけるためを目的としている。本書では、品質管理の基礎手法であるQC七つ道具を取り上げ、その使い方から、問題解決の手順における総合的な利用方法までを解説している。 第1版との違いは、Rコマンダーのプラグイン機能を利用して、さらに活用しやすくしたQCツールに基づいて詳しく解説している。
【主要目次】 第1章 品質管理をはじめよう-QC的問題解決と分析ツール 第2章 Rの基本を知っておこう 第3章 データを視覚化しよう-グラフ 第4章 重点指向で問題を解決しよう-パレート図 第5章 データの姿を見よう-分布 第6章 工程の変化を捉えよう-管理図 第7章 ばらつきの要因をつかもう-特性要因図 第8章 関係を調べてみよう-散布図 第9章 データの比較をしよう-検定と推定 第10章 解析事例