【主要内容】 本書は、タグチメソッドの真髄を３つのポイントから重点的に明快に解説しています。 １．ＳＮ比の式を自分で作ることができます。 数理的な難しい説明をさけ、できるだけ実務で使うことを念頭においた説明をすることで、理解度をあげる工夫をしています。 ２．基本能力の解説に力を入れています。 基本機能について、世の中に明快に解説している本がありません。本書では、基本機能を考えなければならない理由、基本機能の定義も明快に説明しています。また、色々と読者が考えられるように、例も多く掲載しています。 ３．２段階設計法の完全適用 ２段階設計法の完全適用については、いまのパラメータ設計はこの方法しかないという点を理解でき、具体的なやり方を解説しています。また、それが使えない仕事の時には、機能評価が有効であるという点にもふれています。
【主要目次】 第１章 損失関数 第２章 許容差設計 第３章 静特性のＳＮ比と感度の式を作る 第４章 ゼロ点比例式のＳＮ比と感度の式を作る 第５章 基本機能 第６章 知っていると良い他の知識 第７章 タグチメソッドを用いた開発の進め方 付録 直交表