【主要内容】 新製品の購入時には、国際的に保全支援体制を確認して購入する時代となっている。新製品開発に不可欠な保全支援体制は、新製品の企画段階から計画的に構築することが大切である。保全支援活動により、新製品の機能、性能、信頼性、安全性、経済性などが維持される。本書は、1.各種産業の幹部、2.新製品の設計者、企画担当者、3.保全支援のロジスティック支援及び保全作業の実務者、4.保全支援の予備品管理、保全員教育の担当者などの方々を対象に、ロジスティック支援とその体制作り、及び保全性設計技術、故障診断装置、エキスパートシステムなどを重点に説明している。本書は3部から構成され、本文と多数の実践事例を、図と表による説明に主眼を置きながら、実践ポイントを明記している。さらに付録として「新製品設計チェックリスト」を掲載している。
【主要目次】 第1部 保全支援計画と実践事例 第1章 保全支援の概要 第2章 ロジスティック支援計画 第3章 ロジスティック支援の体制作り 第4章 保全作業計画 第2部 保全性設計技術と実践事例 第5章 保全性設計技術 第6章 故障診断技術 第7章 保全方式の計画手法:RCM 第3部 信頼性及び安全性設計技術と解析手法 第8章 信頼性設計技術とライフサイクルコスト 第9章 信頼性解析手法 第10章 安全性設計技術と安全性解析手法 付録 新製品設計チェックリスト-設計一般、信頼性、保全性、安全性-