【主要内容】 本書は、サプライチェーンにかかわるリスクを明らかにし、そのリスクを分析・評価する手法を解説することで、サプライチェーンの混乱・途絶に対するレジリエンシーを高めるのに役立つ知識を提供する格好の入門書です。 サプライチェーンリスクマネジメント(SCRM)のためのベストプラクティス集や、ケーススタディ(事例研究)など、実務家に役立つ内容が満載されています。 従来のサプライチェーンマネジメントの書籍では、「リスクマネジメント」についてあまり言及されていません。しかし、2001年の9.11同時多発テロ以降、欧米の企業はサプライチェーンにかかわるリスクに敏感になっており、そのリスクマネジメントに特化した書籍が出版されています。本書はその中でも比較的平易に、かつ簡潔にまとめられています。
【主要目次】 第1章 サプライチェーンリスクに関する情報とその使用例 第2章 サプライチェーンの混乱・途絶の影響を低減するためのフレームワーク 第3章 サプライチェーンリスクの特定と評価 第4章 サプライチェーンリスクマネジメント能力を向上させるベストプラクティス 第5章 リスクの測定とマネジメント 第6章 事例研究 付録 サプライチェーンリスク用語とサプライチェーン用語の解説