【主要内容】 問題発生にはワケがあり、そのワケがわかれば学習を重ねて成長できるようになる。その学習プロセスにおける重要な要素が、原因分析である。 原因分析にはコツがある。なかでも原因系に対するモデルを有していることが必須であり、問題発生に関するあらゆる側面に関してモデル(仮説)を有していることが問題解決成功への秘訣である。本書は、帰納的推論(経験・事例を一般化)及び演繹的推論(科学・理論の展開)による仮説に基づく「構造モデル」を適用した原因分析を解説したものである。
【主要目次】 第1章 問題解決の反面教師 第2章 原因分析の基本技術 第3章 構造モデル 第4章 構造モデルを用いた原因分析法の事例 第5章 プロセスネットワークモデルを用いた原因分析法(PNA法) 第6章 原因分析のQ&A