【主要内容】 これまで「事務・販売・サービス部門」においては、製造部門で行われているQCサークル活動に代表される小集団による改善活動が有効であるとの認識にもとづき、製造部門の改善活動の考え方、手順、手法をそのまま導入・適用するような進め方がされてきましたが基本的な考え方は適応可能であっても、手順や手法をそのまま適用するにはムリがあり、「事務・販売・サービス部門」向けに修正・追加する必要があることが明らかになってきました。2009~2010年のQCサークル京浜地区の幹事研究会で京浜地区の特徴であり、関係の深い「事務・販売・サービス部門」(JHS部門)、とくにオフィス業務に焦点を当て、改善の手順や手法の研究を「事務・間接職場」にねらいを絞って行いました。本書は、この研究・検討内容を集約しまとめたものです。これから改善活動を始めようとしている、あるいは活動をさらにレベルアップしたいと考えている「事務・販売・サービス部門」、とくに「事務・間接職場」の皆様に必ず役に立つ内容となっております。
【主要目次】 第1章 改善活動 第2章 「事務・間接職場」での改善活動 第3章 「事務・間接職場」における小集団活動のフェーズと改善の手順 第4章 改善の各手順で有効な手法