【主要内容】 我々の社会はコンピュータの品質の上に成り立たざるを得ないといってもよく、とりわけソフトウェアの品質の良し悪しが、社会生活を支えるシステムの技術的側面の質をも左右する時代となりました。このことを踏まえて、本書は、ソフトウェア工学のうち、特に信頼性というキーワードに基づいて構成されています。また、本書が想定する読者像を、主に大学の専門教育にある学生や、ソフトウェアの品質や信頼性の基礎概念を学ぶ若手のソストウェア技術者とし、できる限り平易に解説しました。
【主要目次】 第1章 ソフトウェアの品質 第2章 ソフトウェアの信頼性 第3章 ソフトウェア開発プロセス 第4章 ソフトウェア開発におけるテスト活動 第5章 ソフトウェアの信頼性評価 第6章 ソフトウェア信頼性評価ツール 付録A その他の確率分布 付録B 付表