【主要内容】 本書は、あらゆる企業・組織が活用する「ISO26000規格」の捉え方・使い方・重点項目・相場観を、日本視点で租借・変換して解説しています。 さらに、“ISO規格を越えた”日本の企業、組織の課題&挑戦についての提言&“応援エール”発信の書です。 日本代表エクスパートを務め、規格起草統合化&実行章キー・ドラフティングメンバーとしての著者の現場経験を基にした、戦略実践的な日本企業&組織向け手引書を提供します。
【主要目次】 第1章 世界の持続的開発への高まりとグローバル標準化への加速~ISO国際機関の“社会的責任”規格化への結びつき~ 第2章 ISO社会的責任規格化は、どのような背景と経緯で始まったか? 第3章 「ISO国際規格」起草のためのISO/IEC専門業務指針及びISO諸規則への対応 第4章 ISO規格全体像枠組みの捉え方と前提条件及び考慮点 補遺 「ISO WG SR第1回ブラジル総会概要」及び「総会エピソード2件」 第5章 ISO26000の全体的捉え方、読み方、重点項目と優先課題把握 第6章 ISO26000の全章横断的重点項目及び要素の解説、ISO総会議論の背景 第7章 ISO26000“FAQ”25質問と回答 第8章 ISO26000発行後の各地域、国々の受け止め方、対応、その他動向 第9章 ISO規格の積残し及び将来課題 第10章 ISO26000規格を越えて世界からの学習 第11章 ISO26000規格と日本(国)の3優先課題 付表 箇条6中核主題の重点項目・要素とその事例 エピローグ(結び)&謝辞