【主要内容】 本書は、食品安全ネットワークが提唱する衛生管理手法である「食品衛生7S」を活用して、現場の改善を行った事例を紹介します。食品衛生7Sとは、整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・躾・清潔の視点で現場の改善をしていく手法です。本書で紹介する事例会社は、初めから優秀だったという訳ではありません。社長以下、全従業員の努力によって、現場力が向上したことが事例から窺い知ることができます。また、商品の安全・安心を確保するには必ずしもお金を掛ける必要はなく、人の知恵を結集し、現場力を高めることで対処できることを示しています。お金がなくても、やる気があれば実践できるのが「食品衛生7S」です。写真付きで解説する改善例は、読者の方々の職場ですぐに役立つjことでしょう。まずは、「事例のワンポイント解説」から読むことをお勧めします。ここを読んでから各事例を読むと、より効果的に食品衛生7Sを導入・運営するポイントをつかむことができます。 本書は、2009年、2010年、2011年と発行してきた本シリーズの第4集です。
【主要目次】 食品衛生7Sの概要 第1部 解説編 第1章 トータルサニテーションと食品衛生7S活動-食品衛生7Sの効率・効果的な実践のために- 第2章 事例のワンポイント解説 第2部 事例編 事例1 四国化工機における食品衛生7Sの取組み 事例2 カネショクにおける食品衛生7Sの取組み 事例3 デリカスイトにおける食品衛生7Sの取組み 事例4 宝幸における食品衛生8Sの取組み 事例5 愛知ヤクルトにおける食品衛生7Sの取組み 事例6 赤福における食品衛生7Sの取組み 事例7 明宝特産物加工における食品衛生7Sの取組み 事例8 八水蒲鉾における食品衛生7Sの取組み