【主要内容】 本書は、産学官の実務家が気軽に読め、自主的に統計的品質管理、実験計画法への興味付けを行えることを狙いに企画した。品質管理セミナーや応用統計セミナーの受講の準備書としても使用できるし、独自学習の際の副読本として使用できる。第1部では、実験計画法の有用性と実験計画法の適用場面を具体的に述べ、その必要性が実感できるようにした。また、第2部では、100問100答式で実験計画法に関する問答集を用意した。 本書の特長をまとめて列挙すると以下のようになる。 1.統計的品質管理、実験計画法の適用場面を具体的に述べているため、その必要性を実感できる。/2.問答には、初歩から難解なものまで広く取り上げているので、幅広い読者に対応している。/3.本書があれば、セミナーを受けた際、講師の「質問をどうぞ」という声に対し、対応しやすい。/4.セミナー受講時のサブテキストとして活用できる。/5.セミナー受講後、実務でいざというときに頼りになる座右の書となる。/6.一般セミナーの講師、ならびに、各社の社内セミナーの講師の虎の巻になる。/7.一般読者の疑問に対し、「なるほど、そういうことだったのか」と腑に落ちる。
【主要目次】 第1部 実験計画法の活用 第1章 統計的手法の御利益 第2章 統計的手法の活用場面 第3章 人の教育 第2部 実験計画法 100問100答 第1章 検定と推定、分散分析 第2章 要因配置実験 第3章 直交表 第4章 実験計画法全般 第5章 回帰分析 第6章 一般線形モデル 第7章 その他 第8章 数理統計