【主要内容】 企業経営そのものが根本からの改革/変革を求められるようになってきた現在、経営管理のツールとして位置付けられるTQMもこの改革/変革の流れにスピーディーに対応していかなければならない。 とはいえ誕生から約50年、TQMが培ってきた考え方や方法論には、世の中がどう変化しようと、今後とも経営管理に役立つものが多く、そういうものはうまく継承し、時代ニーズに合わないものは改良/改善していく必要がある。 本書は、TQMの考え方や方法論のうち、組織にとって特に有効かつ不可欠と思われるものを抽出/改良し、その基本から推進のしかたまでを、やさしく解説したものである。 この激動の時代にあって、組織の経営管理をどう進めていくべきか悩んでいる多くの方々に、その1つのヒントをTQMという視点から提示するものである。
【主要目次】 第1部 TQMの基本 第1章 TQMの発展の歴史-その考え方の変遷-/第2章 TQMを支え る基本的な考え方/第3章 TQMと品質保証/第4章 TQMの実践 第2部 TQMの推進 第5章 TQM推進の基本/第6章 TQM推進のキーポイント