【主要内容】 中国へのソフトウェア・オフショア開発の難しさは、日本と中国の文化の違いから来る価値判断基準の差異や、ブリッジSEに依存した開発体制などがあります。本書は、ソフトウェアの品質保証について、日中間の「価値判断基準の差異」を解消するための仕掛けや、人への依存を排除する徹底した標準化とその実行を東忠グループの事例にもとづき解説します。また、従来型のオフショア開発とは異なる未来志向のビジネスのあり方として、“事業OEM”という戦略を解説します。
【主要目次】 第1章 オフショア開発とは 第2章 オフショア開発の問題点 第3章 日本ソフトウェア業界の発展とオフショア開発 第4章 日中間の価値判断基準の差異 第5章 東忠ビジネスモデルの変遷 第6章 東忠ビジネスモデル 第1ステップ 第7章 東忠ビジネスモデル 第2ステップ 第8章 東忠ビジネスモデル 第3ステップ 第9章 将来に向けての提言