【主要内容】 SaPIDとは、職場での問題や課題を当事者自らが考え改善していくための手法(自律的に改善していく人材、組織に変える手法)です。その特長は、現場の方々のやらされ感をなくし改善活動を挫折させないための工夫が随所に盛り込まれていること、問題や課題の原因と結果の因果関係を明らかにして問題解決に取り組むというシステムズアプローチをとることです。 本書では、SaPIDの基本と適用のポイント、留意事項をまとめています。この手法によって現場がもつ力を呼び覚まし、引き出していくことができます。
【主要目次】 第1章 プロセス改善の勘所と従来の改善活動も問題点 第2章 SaPIDの全体像と狙い 第3章 SaPIDの手順と実践ポイント 第4章 SaPIDの適用とその運営方法 付録1 SaPID活用事例と効果 付録2 用語解説