【主要内容】 CSV(Creating Shared Value:共有価値創造)とは、1.既存事業のバリューチェーンの再定義・見直し 2.商品開発&ニューサービスなどの新規事業の発掘と既存事業との融合 3.富める国、貧しい国ごとの地域クラスターや国際機関などのパートナーとの連携などである。これらの「CSVアプローチ」を実践していくことが、21世紀の新しい潮流として注目されている。 CSVは、戦略的市場創造そのものである。社会との共有価値を創出することにより、社会的貢献をするすると同時に企業利益の最大化をめざすのがCSVなのである。本書は、CSV経営の考え方、CSVアプローチの重要性、ノウハウを、国内事例、海外事例などの事例研究を通じて多角的に紹介し、成長を見据えた「CSVビジョンの設定」「CSVアプローチによる市場創造」の検討に役立つように構成されている。
【主要目次】 第1章 CSV(共有価値創造)の変遷と意義 第2章 CSVアプローチによる経営革新の進め方 第3章 日本企業のCSV事例研究 第4章 健康経営とCSV 第5章 グローバルCSVの事例研究と支援制度 第6章 統合報告の潮流と事例研究 第7章 CSV・統合報告事例研究のまとめ 第8章 CSVアプローチの評価・認証の活用法