【主要内容】 本書は、小集団改善活動を学び、進め、成果としてまとめていくための基本を、著者らの豊富な実務経験と、実際の小集団改善活動を用いて解説したものです。また、現場で頑張っているリーダー・推進者のこだわりや思いを紹介します。 「小集団改善活動をどうやればよいのかわからない」、「小集団改善活動は難しい、面倒だ」といった声が上がりがちですが、少しでも活動の負担を少なくして、改善活動で得られる達成感・楽しさを多くの人に味わって頂きたいという想いで本書をまとめました。 特に、パソコンを貸与されない職場の人たちが、本書を手元に置き、サークルメンバーとのディスカッションのときに参考にして、小集団改善活動を進める際の一助としていただければ幸いです。
【主要目次】 第１章 小集団改善活動を進める上での基礎知識 小集団改善活動を展開する意義／小集団改善活動を進める上での基礎知識：QC的ものの見方・考え方／問題解決活動の進め方 第２章 問題解決型の活動ステップ ステップ１：テーマの選定／ステップ２：現状の把握と目標の設定／ステップ３：活動計画の作成／ステップ４：要因の解析／ステップ５：対策の検討と実施／ステップ６：効果の確認／ステップ７：標準化と管理の定着 第３章 石川馨賞受賞事例に学ぶ 石川馨賞受賞事例「部品反転搭載不良の撲滅」／指導者のこだわり 第４章 小集団改善活動を活かす職場運営 日立製作所と小集団改善活動／日立オートモティブシステムズ（株）グループの小集団活動：We are One 小集団活動／職場管理者の役割／各拠点推進者の役割／各拠点推進者の活動と思い おわりに／付録「We are One 小集団活動の手引き」修了テスト