【主要内容】 品質管理検定(QC検定)の受験者数は回を重ねるとともに増加しており、広く社会に根づいています。さて、試験範囲は、級別に「品質管理検定レベル表」に規定されています.注意点は、そのレベル表が2015年1月30日に改定されたことです。 この改定に伴った本書の改訂は、受験生の勉強のしやすさを考慮して、レベル表の試験範囲の記載順通りに本書を構成しました。勉強する際の注意点として、まず1点目は、各級の試験範囲は、その下に位置する級の試験範囲を含むことです。そして2点目は、検定の合否は試験結果の総合得点のみで決まるわけではなく、合格基準は、「総合得点概ね70%以上」かつ「品質管理の実践分野概ね50%以上」かつ「品質管理の手法分野概ね50%以上」です。つまり、偏った勉強方法ではなく、試験範囲の内容を全般的に理解しておく必要があります。なお、実践分野と手法分野の区別については、品質管理検定レベル表に明記されています。さあ、あなたも品質管理検定(QC検定)3級合格を目指して、頑張っていきましょう。
【主要目次】 第3版発刊にあたって 1 QC的ものの見方・考え方 2 品質とは 3 管理の方法 4 品質保証:新製品開発 5 プロセス保証 6 方針管理 7 日常管理 8 標準化 9 小集団改善活動 10 人材育成 11 品質マネジメントシステム 12 データの取り方・まとめ方 13 QC七つ道具 14 新QC七つ道具 15 統計的方法の基礎 16 管理図 17 工程能力指数 18 相関分析
※品質管理検定(R)およびQC検定(R)は、一般財団法人日本規格協会の登録商標です。