【主要内容】 本書のテーマである「信頼」は、学問的にさまざまな分野で古くから研究されてきたにもかかわらず、実務の世界で「信頼を得る方法」が確立されていないという実態がある。 本書では、信頼研究に関してこれまでに得られている知見から、品質技術者に役立つ部分をピックアップして紹介し、「信頼を損ねるメカニズム」とはどのようなものかを示し、かつ「信頼を得る方法」を提示している。 「信頼を得るためには信頼させない必要があること」など一見常識に反することも、信頼獲得の方法だと本書を読むと、理解できる。
【主要目次】 第1章 なぜ信頼が問題となるのか 第2章 信頼とは何か 第3章 信頼の醸成 第4章 信頼を失うとき 第5章 信頼を得るための方法