【主要内容】 本書は、2015年度の品質月間テキストNo.412「QCサークル活動10の力-QCサークル活動(小集団改善活動)は、人を育て現場を活性化させる最良の手段-」として刊行した内容に加筆・修正したものである。 内容は、QCサークル近畿支部が、近畿地区における長年のQCサークル活動(小集団改善活動)、各種発表大会などを通じて、培ったQCサークルの効果を、職場第一線の人々がもつ人材育成の視点からまとめたものである。 QCサークル活動によって身につく10の力 1.問題解決型の現場をつくる力 2.リーダーシップを育成する力 3.平時、有事の現場力を向上する力 4.疑問を持つ心を醸成する力 5.現場を見える化する力 6.問題解決力を養成する力 7.組織能力を向上する力 8.イノベーションを創出する力 9.工程で品質をつくり込む力 10.愚直に粘り強く継続する力
【主要目次】 1章 QCサークル活動に期待する現場力 2章 QCサークル活動10の力 1 業務遂行型から問題解決型現場の確立に有効である 2 自主リーダーシップの育成に有効である 3 平時の現場力と有事の現場力の向上に有効である 4 疑問をもつ心の醸成に有効である 5 現場の見える化により共通認識の向上に有効である 6 現場の問題解決に必要な実力養成に有効である 7 組織(集団)の能力向上に有効である 8 現場のイノベーション創出とナレッジワーカー育成に有効である 9 「品質は工程でつくり込む」の考えを養うのに有効である 10 継続する力(ねばり、執着、愚直)の発揮に有効である 3章 QCサークル活動による人材育成の企業事例(五十音順) 株式会社エクセディ/関西電力株式会社/コマツ大阪工場/ 株式会社ジェイテクト/積水化学工業株式会社/ ダイハツ工業株式会社/パナソニック株式会社 4章 現場の人材育成におけるQCサークル活動の役割