【主要内容】 本書は、15年ぶりに大幅に改訂された新しいISO 9001規格要求事項の解説にとどまることなく、プロセスアプローチとリスク対応の実施方法について、図解によりわかりやすく解説することをねらいとしています。 ISO 9001規格では、「リスクにもとづく考え方を、品質マネジメントシステムに取り入れる」ことを求めています。 この「リスクにもとづく考え方を取り入れたプロセスアプローチ」を、本書では、「リスクベースのプロセスアプローチ」と呼んでいます。 本書は次のような方々にお奨めします。 ◆ISO 9001規格の2015年改訂によって、名実ともに要求事項となったプロセスアプローチについて、理解したいと考えておられる方々 ◆経営パフォーマンスの改善に有効な、プロセスアプローチ式監査技法について修得し、内部監査のレベルアップを図りたいと考えておられる方々 ◆ISO 9001規格の2015年改訂によって要求事項となった、リスクベースの品質マネジメントシステムの構築と運用方法、およびISO 9001規格の内容について理解したいと考えておられる方々
【主要目次】 第1部 ISO 9001とプロセスアプローチ 第1章 ISO 9001要求事項の概要 第2章 リスクベースのプロセスアプローチ 第3章 プロセスアプローチ内部監査 第2部 ISO 9001要求事項の解説 第4章 組織の状況 第5章 リーダーシップ 第6章 計画 第7章 支援 第8章 運用 第9章 パフォーマンス評価 第10章 改善 第3部 リスク対策技法と事例 第11章 リスク対策事例 第12章 リスク対策技法