【主要内容】 本書では、TQMとシックシシグマを冷静にレビューし、そのエッセンスを導く。そして、それぞれの方法が持つ良さをはっきりさせ、品質管理活動の質を向上させるための考え方・方法を提示する。具体的には、TQMとシックスシグマの比較を行い、その共通点・相違点を抽出する。また、TQMとシックスシグマで用いる品質改善のステップについても比較・考察を行う。さらに、シックスシグマ導入企業の成功事例の紹介や情報社会における統計的手法の活用、品質管理活動のエッセンスの浸透度診断方法を提案する。これらは、品質管理活動の質をレベルアップさせるうえで有意義な情報となる。
【主要目次】 第1部 品質管理の全社的推進 第1章 TQMの発展 第2章 シックスシグマ 第3章 TQMとシックスシグマの全社的推進の比較 第2部 品質改善のすすめ方 第4章 品質改善の指針 第5章 品質改善に用いる手法とその教育 第6章 品質改善からみた日本のTQMとシックスシグマ 第3部 品質管理の“質”のレベルアップ 第7章 シックスシグマのエッセンスとその導入 第8章 統計的手法の活用と情報共有 第9章 品質管理のエッセンスの浸透度診断方法