内部監査部門へ異動すると、独立性と客観性、リスクアプローチ、監査手続など、初めて耳にする言葉ばかりで戸惑ってしまいます。
また、OJTの一環ですぐに監査を実践しなければなりません。
本書は、このような新任内部監査人のための入門書です。
内部監査の役割や組織への貢献、内部監査人としてのあるべき姿、監査を行うときの態度など
基本的な事項の解説から、ベテランの内部監査人でも悩むことへのアドバイス、さらに監査手続
書を作成できるようになるための例示として各種監査チェックリストを豊富に挙げるなど、痒い
ところに手が届く構成になっています。
第1章 内部監査の目的
第2章 内部監査の特徴と基準
第3章 内部監査の進め方
第4章 リスクアプローチ
第5章 監査技法
第6章 内部監査の種類
第7章 業務別の監査ポイント
第8章 監査の着眼点と上手な指摘・改善提案
第9章 J-SOX・各種マネジメントシステムとの違い
第10章 内部監査の2つの活動と品質評価
第11章 ICTの進展と内部監査
第12章 付加価値の高い内部監査