有効なプライバシー影響評価の実践ノウハウを習得できる!!
プライバシー保護への取組みが世界的に強化されるなか、2018年5月にEUで一般データ保護規則(GDPR)が完全施行され、「個人情報を扱うシステム」を構築する際、データ保護影響評価の実施が義務づけられました。また、総務省・経済産業省による「ⅮⅩ時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブック」(2020年8月発行)でもプライバシー影響評価の実施の有用性が記載されました。
このように国内外でプライバシー影響評価についての理解と実践が求められています。本書は、プライバシー保護を知り尽くした著者らが、近年の潮流に対応できるようにわかりやすくノウハウを解説しています。本書により、ISO/IEC 29134に準拠した有効なプライバシー影響評価の方法と報告書のまとめ方を学ぶことができます。
第1部 プライバシー影響評価(PIA)の概要
第1章 PIAの概要
第2章 PIAに関連する国際規格および法令
第3章 PIA実施マニュアル開発のためのISO/IEC 29134要求分析
第4章 PIA実施手順の概要
第2部 プライバシー影響評価(PIA)の実施手順
第5章 マニュアル作成における前提
第6章 PIAの概要
第7章 PIA実施手順の概要と実施体制
第8章 PIA実施の判断
第9章 PIAの実施
第2部の参考文献
第3部 店舗向け多目的監視カメラシステムのプライバシー影響評価(PIA)の実施事例
第10章 PIA実施の概要
第11章 予備PIA報告書
第12章 PIA実施計画書
第13章 評価シートの作成
第14章 影響評価報告書
第15章 PIA報告書
PIA用語集