統計的手法を学ぶ最初の1冊!
統計的手法は、データから有益な情報を得るための手段で、日本の製造業においては品質管理
分野でさかんに活用されています。また、データサイエンスにおいても必須のスキルとなってい
ます。
本書は、品質管理分野で培われてきた統計的手法を初学者にも理解しやすいようにわかりやす
い事例を使って解説した入門書です。また、演習問題でその理解度をチェックできるようになっ
ています。加えて、品質管理・品質保証活動に役立つように、マネジメントの方法について簡潔
に解説しています。
第1章 品質管理の変遷とTQMの展望
品質管理/品質管理の変遷/TQMの定義/TQMの展望
第2章 品質保証と品質管理
品質保証/品質管理の実施/品質管理活動とQC手法/品質管理と統計的手法
第3章 データのとり方とまとめ方
品質管理とデータ/QC七つ道具/新QC七つ道具
第4章 統計的手法の基礎と検定・推定
母集団とサンプル/確率と分布/検定と推定/計量値に関する検定と推定(一つの母集
団の場合)/計量値に関する検定と推定(二つの母集団の場合)
第5章 管理図
管理図の基礎/管理図の種類/管理図のつくり方/管理図の見方/管理図の判定法/
管理図の実際
第6章 相関と回帰
相関と回帰/散布図と相関係数/回帰分析/単回帰分析
第7章 分散分析
分散分析/一元配置実験/二次元配置実験/分散分析の実際
第8章 検査
検査/抜取検査/抜取検査の実施(計数規準型一回抜取検査)/抜取検査の実際
第9章 日常管理・方針管理とQC手法
日常管理と方針管理/日常管理/日常管理の進め方/方針管理/方針管理の進め方/
日常管理・方針管理とQC手法