書籍詳細

複素数のはなし
見えない数を使いこなす

  • 鷹尾 洋保著
  • B6/294頁
  • 定価 2,420円(税込)
  • ISBN4-8171-2415-6
  • 在庫あり

【主要内容】

≪著者紹介≫ 鷹尾洋保 :三菱重工(株)顧問 /防衛技術協会理事 (内容) 高校生には高校生の利用の仕方があり、大学で関数論で戸惑っている方にも理解の助けとなるように、複素数を応用するとこんなことができるという目標を示しつつ、実用第一をモットーに解説しています。複素数の関数の応用としては、「等角写像」と「定積分の計算」という2つの主な分野がありますが、読者の皆さんの必要に応じ、そのどちらへも別々に読み進めるように、内容の構成に工夫がしてあります。

【主要目次】

(主要目次) 複素数とはどんなもの(見えない数 / 見えない数を見る / 不思議な数 / 三角関数は指数関数の子供 / 愛の愛情)、複素数を使ってみよう (振動を複素数で表わす / 微分方程式を解く / 電気屋さんの必需品 / ダッチロールの形)、形も流れも変える( 複素数と等角写像 / 固体の中の温度分布 / 流れを変える / 直線を折り曲げる)、積分せずに積分する(複素積分の成り立ち / グリーン上のホール / 積分の切り札 / これまでのまとめ / 実数の定積分)